先週金曜日あたりから、myfxbookのサーバーとmyfxbook EAの通信ができなくなっていました。MT4/5にはmyfxbook servers down for maintenanceってずっと表示され続けてたんですね。今日のお昼頃にmyfxbookのサイトに新しいバージョンのmyfxbook EAの案内が出ていたのでこれに入れ替えてから、無事に通信ができるようになりました。
ネットで検索してみると、海外では話題になっていたようで、ランサムウェアに感染して、お金の支払いを拒否して復旧に時間がかかってるんだとか、バックアップすらしてないのかとか、いろんな書き込みがされてましたが、真相が発表されることはあるんでしょうかね？
ともあれ、無事復旧して良かったです。
先週、わたしのブログを読んでくださっているという天然記念物級🥰の方からメールを頂きました。
amazing tickというブローカーでコピートレードをして儲けていらっしゃるそうです。
コピートレードのプロバイダーのトレーダーさんがamazing tickの関係者か、単なるユーザーさんなのかは分かりませんが、X（旧Twitter）に投稿されている内容も正確でオープンチャットの参加者も700人ほどになっているということです。月利10％前後で安定して増えているそうですが、あまりにも出来すぎた状況に違和感を感じ始めているということでした。
わたしはこのブローカーもトレーダーさんも知りませんが、コピートレードによる運用で月利10％程度出ていると言うことは、優秀なトレーダーさんなんだろうなと思います。質問にも丁寧に答えてくださるということですし、これらの情報だけで判断すると高評価ですね。
ただ、気になるのはブローカーです。
ホームページを拝見すると、とても簡単なホームページで、会社情報は一切記載されていません。唯一 Rupex Limited という会社名があるのみです。
WikiFXで検索すると、
の通りです（上の画像をクリックして頂ければWikiFXの情報が表示されます）。
ライセンスは無し、そして自己インフラを持たないホワイトラベル（どこかのFXブローカーのインフラの又借り）に過ぎません。何かあった時の連絡手段はメールしか存在しません。つまり、万一の時の追求手段が一切無いと言うことです。つまり、最悪の方向から考えると、預けた資金がどのように運用されているのか、分別管理されているのか、この会社の財布に入っているのか、一切分かりませんし確認する手段もありません。この会社が言っていることをそのまま信用する以外には手段がありません。
ホームページのトップには以下の記載があります。
このブローカーはどこかのFXブローカーのインフラを又借りして提供しているに過ぎません。このブローカーはホワイトラベルに過ぎませんから、「Amazing tickはたゆみなく続く企業努力によってお客様へ最高のサービスのご提供をお約束いたします」という文言をどのように理解すればいいのか分かりません。「最先端テクノロジーを兼ね備えた取引環境」はインフラ提供元の企業が努力している（だろう）取引環境に過ぎません。実際にどのようなインフラなのかの説明もありませんし、調べる手段もありません。ちなみに、ホワイトラベルブローカーには詐欺案件が多いため、現在の信頼できるFXブローカーはホワイトラベルを提供していませんし、仮にしているとしても、ライセンスすら保有していない法人には提供しません。つまり、上流にいる（MT4/5サーバー自体を所有、運用している）FXブローカーが信頼できるところかどうかというと非常に不安になります。
X（旧Twitter）を見ると、セントビンセント及びグレナディーン諸島と関係があるような記載があります。
セントビンセント及びグレナディーン諸島のライセンスを保有しているということを暗に示しているのでしょうか？ でも、セントビンセント及びグレナディーン諸島ではFXの仲介業は禁止されています。禁止していることに対するライセンスというものが存在しないことは誰でも分かりますよね？ 日本にコンシューマー向け覚醒剤販売許可というライセンスが存在しないのと同じです。ですから、なぜこの表記をしているのか、不思議でなりません。
ライセンスを保有していない、セントビンセント及びグレナディーン諸島の表記、ホワイトラベル、ホームページ表記の？？？な点、運用者情報が一切表記されていない点など、不安材料盛りだくさんのブローカーじゃないでしょうか？
もしちゃんとした運営を目指している会社さんであれば、お客様に誠実であってください。そのためにやるべきことが何かはわたしレベルが書くまでもなくお分かりでしょう。他人の大切な財産を預かるのです。「我が社はお客様の資金を自分のポケットには入れていません」と納得・安心出来る材料を提示してください。単なる文章ではなく、納得・安心出来る材料を。監査付きライセンスを保有し維持することもそのひとつです。上流のブローカーがどういうところなのか、その上流のインフラがどういうものなのか、その上にあるリクイディティ・プロバイダーがどこなのか、預けた資金はどのように管理されているのか、分別管理しているならどこの銀行に預けているのか等々...
それが最低限のスタートラインだと思います。
皆さんがどこのブローカーを使うか、Amazing Tickを使うかどうか、それは皆さんのご自由です。でも、わたしは上記のようなブローカーにお金を預けると不安で不安で溜まりませんから使いません。だから、安心材料を提示してください。それがお客様に対する最低限の責任ですし、「Amazing tickはたゆみなく続く企業努力によってお客様へ最高のサービスのご提供をお約束いたします」とか「最先端テクノロジーを兼ね備えた取引環境」という以前の最低限の、そして最も重要な点だとわたしは思います。
#AmazingTick #FX #海外FX #GEMFOREX #FXFair
FXをやり始めて自動売買ソフトに興味を持つ方が多いらしいですね。もの凄い利益を生んでいて、右肩上がりの収益折れ線グラフを見せられて、「こんなに利益が出るんなら使おう！！」と飛びついてみたものの、実際にトレードを始めると上手くいかないとか、あっという間に資金が無くなったという話しはよく聞きます。
10月30日に投稿した「詐欺広告に引っかからない！」でもお伝えしたように、捏造データで人を欺くようなものではないとしても、やっぱり自動売買ソフトを導入しようとする時には慎重になるべき点があります。
今朝、とある自動売買ソフト（EA）の開発者さんのサイトを見ていて、「あっ、これマズい」と思ったものがあります。その一部キャプチャが次のもの。「バックテスト結果」で9年間連続プラス収支という情報です。開発者さん、ごめんなさいね。
このバックテストが信頼できる正確なTickデータを元に、かつ、そのデータがスプレッドの変動も考慮されているもので行われたという前提で話しを進めたいと思います。
皆さんだったら、これを見てどう思いますか？ 「儲かりそう！！」とか「試してみたい！！」とかって思いますか？
確かに、過去9年間のデータで勝ち続けています。それは嘘じゃないと思います。でも、それは過去のデータを元に最適化しているだけかもしれません。というか、過去のデータで勝てない自動売買ソフトだったら誰も相手にしないですし、開発段階のソフトのトレード手法の善し悪しの判断は過去のデータでやるしかありません。だから開発者は過去のデータで勝てる自動売買ソフトを開発します。でも、過去と同じチャートが今後も出てくるわけではないですね。
そして、最も注目して欲しいのが、Average Winの数値とAverage Lossの数値です。Winは13.31 pips、Lossは-13.43 pipsですね。リスクリワード（RR）は0.99。勝ちトレードの平均利益よりも負けトレードの平均損失の方が大きいのです。これを4文字熟語にするとしたら『損大利小』と書けますが、勝率が５割を越えていなければ利益は出ないんです。過去のデータであるチャートを元に作り上げたアルゴリズムとパラメータが、誰も予測できない将来のチャートで通用するかどうかは分かりません。そこで、プロの投資家はリスクに焦点を合わせることで、トレードに投下する資金が潜在利益に見合うかどうかを見定めています。そして、リスクリワードはそのトレード手法に価値がどの程度あるかを図るために利用されます。
リスクリワードの計算式は簡単で、次の通りです。
リスクリワード ＝ 勝ちトレードの平均利益 ÷ 負けトレードの平均損失
キャプチャ画像を例にすると、
リスクリワード（RR) ＝ 13.31 ÷ 13.43
という計算式ににあり、それは 0.99106478 になります。
勝率が５割だと資金はどんどん減っていくということですね。この自動売買ソフトはリスクリワードが0.99だけど、勝率が64.94％だから、つまり勝率が良いから儲けが出ているというわけです。
「勝率が良いんだからいいんじゃない？」って言う方もいらっしゃると思います。確かにその通りです。でも、誰も予知できない将来も同じように勝ち続けられるのでしょうか？ プロのトレーダーでさえもそんなことできないですよね。そこでプロのトレーダーが見るのがリスクリワードの値なんです。
トレードスタイルにもよりますが、最適なリスクリワードは２以上、あるいは３以上と言われています。つまり、プロは勝率が５割を下回っても利益が出るトレード手法を選んでいるということです。リスクリワードが２ということは損失額１に対して利益額が２ということ、これだと33.3％の勝率でプラマイゼロということで、勝率が33.3％を越えれば利益確定となります。リスクリワードが３ということは損失額１に対して利益額が３ということ、これだと25.0％の勝率でプラマイゼロということで、勝率が25.0％を越えれば利益確定となります。
あなただったらどちらのトレード手法が安心出来ますか？ どちらのリスクが低いと思いますか？
わたしだったら、「３回に１回、あるいは４回に１回勝てればマイナスにはならないよ」っていう方が安心出来ますし、それを選択します。「２回に１回じゃマイナスだから...」と言われた瞬間に不安だらけになっちゃいます。
ですから、利益の数字や勝率の数字、右肩上がりの収益折れ線グラフに惑わされないで、必ずリスクリワード（RR）の値を確認してください。リスクリワードが0.2とか0.5とかいう数字だったら絶対に手を出しちゃいけません。リスクリワード0.99が悪いというわけじゃありませんが、利用すべき自動売買ソフトがあるとするなら、それはリスクリワードが２以上あるいは３以上のものだけにしましょう。
さらに言うなら、バックテスト環境、つまり利用するTickデータの信頼性や常時変動するスプレッドの幅を考慮しているのかどうか（固定スプレッドなんてダメです）は重要です。そして、バックテストだけしかデータが無いものは信頼しない方がいいです。リアル口座でのフォワードテストのデータがあって、かつリスクリワードが高いものだけを利用しましょう。信頼できる開発者さんであれば、myfxbookを利用してリアルサーバーでのフォワードテスト結果を公開しています。ただし、それでも利益を積み上げていけることが保証されたわけではないという点は知っておいてください。リスクをできるだけ低くして、利益が生まれる確率を上げることが大切です。あなたの資産を守るために、絵に描いた餅に飛びつかないでくださいね。
#FX #自動売買 #EA #資産運用 #MT4 #MT5 #MetaTrader4 #MetaTrader5
『あなたは私のことを知らないだろうけど... わたしのいいところってどこなんでしょう？ わたしがこの世に存在する価値はあるんでしょうか？』とChatGPT 4に質問してみました...
『もちろん、具体的にあなたを知ることはできませんが、私は次のことを信じています。 すべての人は、生まれながらにして何らかの独自の価値や才能を持っています。それは大きなことであったり、小さなことであったりするかもしれませんが、確かに存在します。 人間としての存在自体が価値を持っています。人は、他の人との関係や社会の中で、さまざまな影響や意味を持つことができます。あなたもその一人です。 人生は成長の過程です。現在の自分に満足していない場合でも、時間をかけて自分自身を理解し、成長していくことができます。 もし自分の価値を疑問に思っているなら、自分自身と向き合う時間を持ち、自分の長所や過去の成功体験を振り返ることが役立つかもしれません。また、信頼できる友人や家族、専門家と話すことで、自分をより深く理解する手助けを受けることもできます。』
やっぱり人工知能じゃダメみたい... 心を感じない...
今日はちょっと息抜きで、わたしの大切な娘を紹介します。
ノルウェージャンフォレストキャットの２歳の女の子。
触って欲しい時はそばに来てグルグル言ってるけど、わたしの方からスキンシップをとると嫌がる自己中の娘。本当は膝に乗ってきたり、Macを操作している時に邪魔してきたり、ベッドで一緒に寝たりして欲しいけど、うちに来てから一度もそういうことは無し... テレビで飼い主さんに甘えてくる猫ちゃんを観るたびに「いぃなぁ～～」って溜息もらしてます...💨
